価値提供できているか
先日のとある打ち合わせのなかで、
我々が関与することで相手に与える
付加価値が何なのか?ということを改めて
考えなければいけない場面がありました。
詳細があまり述べられないので恐縮ですが
ケース・バイ・ケースで色々な案件が進んでおり、
仲介役な立場となることが多い私達。
情報を上手くつないてマッチングさせることで、
今までに無いネットワークができて、
皆がwin-winの状態で助かる。
ですが時として、私達が提供したネットワークが
実は元々お客様がもっているネットワークのなかの
情報と被っていることがあります。
気づかせてあげた、気づくまでの時間的ロスを
なくしてあげた、ということは我々の価値
なのかもしれませんが、この場合は、我々が
間に入ってつなぐことは不要です。
(そもそも間に入ること自体が...という意見もありますが、
我々がいるところは慣習的に間をつなぐ役目が必要な
業界になります。)
先日まさに、ある案件で上記のようなことがあり、
紹介したんだけど、それはお客様にとっては
前から知っているお取引だったという話でした。
色々な関係性もあって、それでも今回の案件については
私達を介したお取引をしていただけることになったのですが、
これは義理としてそうしていただけたのであり、
我々が付加価値を提供できている部分は非常に小さい。
ですが、実際にお取引は我々経由で行うので、
我々がいる意味があるように勘違いしてしまいそうになる。
我々ががいることで
何がプラスになり、メリットがあるのか。
ついつい目の前の生き死にがかかった状態では
案件の成立にばかり囚われてしまいがちですが、
本質は忘れてはならないなと思いました。
お金が動いたとしても、我々がいることの
メリットが少なければ、その関係性は続きません。
お客様にどんな価値提供ができているか。
改めて自問自答していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。。。