わかった気になってませんか?
『わかりました』
『わかっています』
『それ、知っています』
そう言うこと、思うこと、ありますよね。
本当にわかっている、知っていることも
もちろんあると思います。
でも、私自身に関しては
『わかっている』『知っている』と
思った時は、必ず自分を疑うように
しています。
私の場合、わかった気になっている
だけのことが多いです。
ある物事について、自分が知らないことは
全くないって言えること、まずないです。
どんな物事にも自分の知らない側面が
必ずあるはずです。
また、自分が見たいようにしか見ていない
ことも多々あります。これは同じ物事に
対して他人はどう見ているかを聞いて
はじめてわかること。
『そういう捉え方もあるんだな』 と。
そんなこともあってか、自分の場合、
『わかっている』『知っている』と
言ったり思ったりした時って、
大抵あとから恥ずかしい気持ちになります。
『自分、全然わかってなかったなぁ...』
『わかったつもりになってたなぁ...』と。
今36歳ですが、今になって
学生時代の先生の言葉や、
新入社員の時の上司の言葉の
本当の意味がわかったと思うことが
多々あります。
これでもまだ完璧にはわかって
いないのでしょうけど。
『わかりました』
『わかっています』
『それ、知っています』
そんなキーワードが頭の中に浮かんだ時、
その言葉を発するのをグッとこらえて、
相手の言葉にしっかりと
耳を傾けてみましょう。
自分の気づいていなかった発見が
必ずあるはずです。
わかった気になっていては
もったいない。
それでは今日はこの辺で。。。