資金調達はお作法9割!(12/5 正田さん・箕輪さんセミナー)
おはようございます。
先日、正田さん・箕輪さんのセミナーに言ってまいりました。
TIGALA株式会社 代表取締役社長 正田圭氏
M&Aエグジット支援サービスを提供し、多くの資金調達を間近で経験、さらには自身も過去に資金調達の失敗/成功の両方を経験しており、今回総額2.5億円の調達を実施。
正田さんはイケハヤさんらと共に「脱社畜サロン」運営されています。
今回、正田さんが2.5億の資金調達に成功されていて、その際に得た資金調達の攻略法を実際の事業計画書とともに解説していただくという内容でした。
解説付きで実際の事業計画書がもらえるということで多くの方が参加。
私も気合を入れて最前列に座りました。
総括としては、以下3点という印象でした。
☑資金調達においても、お作法があり、信用が大事で、それを図る指標がSNSで、キャラがたっていてフォロワーが多いことが現在では信用を図る指標になる。
☑事業計画は合意形成のを図るもので、投資判断(yes/no)を付きつけるものではない。一緒に巻き込んでいくこと姿勢が重要。ビジネスモデルは最後の最後。
☑結局は、起業家が「やる」と言い切れるか。多少のハッタリや盛ったとしても、結果は後からついてくる。
以下、セミナーでのメモを抜粋掲載します!
☑お作法、いわば信用が重要
・ビジネスがうまくいくかは正直VCも
わからないため、その人の環境と本質
を見て出資判断をする。≒「信用」
・エンジェル投資家と共通の友人が
SNS上で30人以上いたら、1/3の確率で
資金調達は成功する。
・リードインベスターが誰かで
信用力も変わる。
・Twitterでエンジェル投資家にDMが
手っ取り早いが、その際にフォロワー
2,000人いて、かつ、Facebookで共通
の友人が30人以上いれば信用に足ると
見なされ門前払いにはならない。
☑事業計画にもお作法がある
・事業計画書はyes/noを突きつける
ものではなく、ディスカッションを
するためのペーパーであり、合意
形成を図るためのストーリー。
みんなを巻き込むところ。
出資しないと損するぞ、と思わせる
プロフィールにする。ネタがないなら
多少ハッタリでもいいから盛る。
入れられる余白を残しておく。
・ビジネスモデルは最後の最後。これが
資金調達に判断される割合はおよそ
全体の5%!
・デザイン重要。人が作ったデザインを
活用する。
・事業内容は必ず1文で書く。
・VCよりもその業界のことを知って
いないとダメ。徹底的に調べる。
・調達した資金使途は「広告宣伝」と
するのが一番良い。
・プロダクトは受け入れられている。
要は実績は上がっている。あとは、
伝える手段=広告なんだ!と
言い切る。
(本当にプロダクトが受け入れられて
いるかは起業家も投資家もわからない
ので、起業家が言い切れるかが重要)
・お作法に則った事業計画を作るには
他社の真似るのがよい。「会社名」と
「成長可能性に関する資料」ググると、
色々と出てくる。
☑信用を作るためのキャラ作り
・事業計画で代表者プロフィールと同じく、
ツイッターのプロフィールも重要。
・何事も極端にやらないとキャラにならない。
・秋元康氏の名言
「記憶に残る幕の内弁当はない」
「"あの〇〇"とつくと強い」
ざっとこんな感じですね。
途中で正田さんと箕輪さんがツイッターのプロフィールを公開指導してくれる場面があったのですが、躊躇して手を挙げられなかった...。めっちゃ後悔!!あー、こういうところですよね...。
あと、質疑で資金調達の使途の話も出て、多分みんなが聞きたい内容だったと思うので非常に参考になりました。広告宣伝なんですね〜。メルカリもそうだったらしい。
ちょうど今月末に、親会社(資金調達先)にこれまでの進捗と今後の方向性について話をするので、とても勉強になりました。我々は大企業の社内ベンチャーなので純粋なVCからの資金調達とは違いますが、お作法などは通ずる部分があると思う。
あとは昨日届いたメルカリの本を読んで、今後の我々の方向性を考えていこうと思います。
それでは今日はこのへんで。。。